HOME > Roots&Shootsをはじめよう

[告知]

2007年9月 平和のハト パレードを開催しました。開催要項詳細はこちらを、今年のウオークの様子はこちらをご覧下さい。

2008年パレードに参加の方、ご自身でお住まいの地域でパレードをされる方も同時に募集いたします。

 

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「Roots&Shoots」

Rootsは「根っこ」、Shootsは「新芽」という意味です。「地中のあらゆるところへと伸びてゆき、しっかりと土台を築く根っこのように、光を求めて堅い煉瓦の壁を突き破る新芽のように」私たちが困難に立ち向かい、そして世界を変えていけるようにというジェーン博士の願いが込められた言葉です。そしてR&S活動は世界中のJGIで、環境教育プログラムとして成果をあげています。

JGI-Jでは、R&S活動を大きな柱の一つと位置づけています。
日本でも「R&S」の種が蒔かれ、芽が出ることを願っております。

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Roots&Shootsの歴史

R&Sは1991年に東アフリカ、タンザニアで始まりました。

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Roots&Shootsの目的

自然環境に関心を持ち、深く関わっていくことで社会にプラスになる変化をもたらすこと。 あらゆる動物に対して尊厳と思いやりを抱くこと。

異なった文化、民族、宗教、生活環境にいる世界中の人たちと、お互いに理解を深めること、これらの活動を通して若い人たちが自尊心を育て、自信と希望を持って社会で活躍することを目的としています。

 

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R&Sのメンバーになると

R&Sのネットワークを通して、お互いに理解を深めるため、世界中の人たちとコミュニケーションをとることができます。
R&Sメンバーには、メンバーの証として、会員証をお送りいたします。

R&Sに興味がある方、質問がある方は、どんな小さなことでも結構です。事務局まで、お問い合わせください。

 

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R&Sのはじめかた (たとえばこんな感じ)

●まず周りを見回して、なにか問題はないか考えましょう。
そしてその問題のために、自分でなにができるか考えましょう。
→僕は小学校5年生。今年の夏はとても暑くて、僕は夏休み中いつもクーラーをつけていたな。
でも家の部屋のクーラーを全部つけていたら、すごい電気を使っているなあ。
でも人がいない部屋でもクーラーをつけたままにしていたぞ。
そこはクーラーを消せるよなあ。そうだ、家で使っていないクーラーを消せば電気の節約になるよ。
みんなが一部屋に集まればもっとクーラーを消せるよ。ほかの家もそうしたら、もっと電気の節約になるよ。新学期始まったら僕はみんなにこの事を話そう。

●やる気のある学生や大人の中からリーダーを選びましょう。
→僕がリーダーになって、みんなで使わない部屋のクーラーを消す運動をしよう。

●活動の名称を決めましょう。
→「Cool Earth(涼しい地球)」にしよう。

●R&Sに申し込んで、登録をし、認定書をもらいましょう。

●グループのメンバーがどのような役割を担うのか、割り振りましょう。
→僕はみんなに呼びかけるよ。
太郎君はクーラーがどれだけ電気を使うのか調べてよ。

●問題を解決するために、(改善するために)どうやって取り組んでいったらいいか具体的に一つ目標を考えましょう。
→使わない部屋のクーラーを消すぞ。たくさんの部屋でクーラーを使わないようにするぞ。

●目標を達成するためにどういった人々の協力が必要か、どんな資料、道具、情報がほしいか考えましょう。
→調べる方法、どこで調べたらいいのかなど、わからないことがあったら、周りの大人やJGI-J事務局へ質問してください。

●そして行動にうつりましょう。
→ GO

●行動した内容をJGI-J事務局に報告しましょう。(JGI-JのHP、ニュースレターへ載ったり、JGI本部へ紹介されます)

●目標を達成したら、みんなでお祝いしましょう。

 これは、あくまでも、R&Sを行う上での一つの流れにすぎません。
決まった形はありません。環境、ヒト、動物に対する毎日の皆さんの行動そのものがRoots & Shootsなのです。
事務局へ登録をした時点でR&Sのグループとして認定されます。登録後、JGIのホームページ(英語版のみ)から他のグループの活動を検索することもでき、そこから世界中のR&Sのグループと連絡を取り合うことができます。
皆さんで話し合い、方法を決め、活動をしてください。JGI-Jはそのサポートをいたします。

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「環境に気を使い、関心をもってください」

 *アメリカ オクラホマ州のRoots&Shootsグループは、地域に本来ある自生植物を育てています。(それは薬草として使うこともできます)
 *西インド諸島のRoots&Shootsグループは海辺の生き物のために海岸の清掃をおこなっています。
 *日本のRoots&Shoots「Little Tree」では使用後の宅配弁当の割りばしを集めて製紙会社に送る活動をしています。

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「動物たちを気づかい、関心をもってください」

*クゥエートのRoots&Shootsグループは、動物たちの生息地が人間によって破壊されていることを劇にして学校で演じました。
*アメリカ イリノイ州のRoots&Shootsグループは、幼稚園のまわりにいる小鳥やリスたちの世話をしています。
*アメリカのRoots&Shoots−Earth Hawksは動物園フェスティバルで、ロシアのアムールヒョウが、世界で最も絶滅が心配されている種だという説明をしました。
*アメリカ・カナダのEastlake−Roots&Shootsは、食物連鎖をより深く理解するため、フクロウの糞をよりわけて、ネズミの骨を取り出し、再度骨をつなぎ合わせてみる活動をしました。
*日本のRoots&Shoots羽鳥は、学外の時間をつかって、地域のリーダー、環境保護活動家などさまさまな人の話をきいたり、校内でビオトープをつくったりと、生活の中で常に環境への影響を考えるよう努めています。
  

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「そして、この社会に気を配り関心を持って下さい。」

*ウガンダの小学校のRoots&Shootsグループは、学校で保健衛生について考え方やその重要性について発表授業を始めました。
*南アフリカのUmlazi−Roots&Shootsグループは、同僚や同級生にHIVウィルスの感染の経路や抑制について話をしています。(彼らの町では大人の三分の一がHIVウィルスに感染しているのです)。
*タンザニアのRoots&Shootsグループは、ほかの国々のRoots&Shootsグループと文通をし、さまざまな国の人たちを交流し、その文化を学びました。
*日本の京都のRoots&Shootsグループ「山の学校」は、学外授業でニホンザルを観察し、観察を通じて野生動物と人間とが共生していく方法を学び、考えようとしています。

 

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キーワードは「環境(自然)、ヒト(コミュニティー)、動物」

どうですか?このように、Roots&Shootsとは人間の活動における、あらゆることがその活動の範疇にはいっているといえるのです。
まず周りを見回して、なにか問題はないか考え、 そしてその問題のために、自分でなにができるか考え、行動してください。

決まった形はありません。環境、ヒト、動物に対する毎日の皆さんの行動そのものがRoots & Shootsなのです。

たとえばこんなこと
・エアコンの設定温度を適正な温度に設定する(暑すぎないよう、寒すぎないよう)
・レジ袋はもらわずマイバックをつかう(JGI-Japanでもエコバックを作成・販売しています)。
・運送コストの安い地元の作物を買うようにする
・地域の祭りやイベントに参加し、独自の企画を通して地域を活性化する などなど

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